Hilander MINIタープ レクタ

Ryu Shobi

2013年09月13日 10:25


Hilander(ハイランダー) MINIタープ レクタ
昔、ナチュラムオリジナルブランドで「ちょこっとタープ」というミニタープがあった。
290×175cmという一人で使用するにはちょうど良い展開サイズに加え、ポール・ロープは自分で用意する内容だったがタープ本体の価格が3千円ちょっとしかしないのでお奨めタープでもあった。
それがいつのまにか販売終了となり、モンベルやスノーピークのソロ向けタープしか選択肢が無い状況であったが、ハイランダーから復刻していた。

ファミリーキャンプで主流のヘキサ型ではないが、ソロキャンプで日差し避けや雨天時の調理場所を確保するのであれば丁度良いサイズだ。
別途、ポールを用意する必要があるが、小川キャンパルの110cm/130cm/150cmポールや、スノーピークのペンタ用150cmポールなど選択の幅は多い。
安く済ませるのであれば、小川キャンパルのALアップライトポール110cm/130cmを2本ずつ揃えるだけで十分。
175cm側の中央グロメットに130cmを使用して逆V字型に張り、出入りする側に110cmポールを使用して持ち上げるイメージだ。
レクタ型なので、四隅に同じ高さのポールを使用すると雨天時にタープの上に雨水が溜まってしまいタープが崩壊してしまうので基本は逆V、変則的に運用するのであれば四隅の対角2隅に130cmポールを設置し、残りの2隅に110cmポールを設置することで広い有効面積と雨が溜まらない状態を作り出すことが出来る。
耐雨性能もテフロン加工されて3000mm(mm2?)を達成しているので、安いテントのフライシートより性能は良い。
私も初代の「ちょこっとタープ」を使用したことがあるが雨天時の性能に不安を持ったことは無い。

単なる雨避けであればアライテント ビバークタープ Mという選択もあるが、これは生地が薄すぎて日陰で快適に過ごすには少々物足りない結果になると思われる。(ビバーク時には十分なスペックなのだが、平常時の日陰としては…という意味)
生地が薄いタープは重量も軽く、収納スペースも少なくて良い事尽くめに思えるのだが、設営時に風になびき易く意外と手間がかかるなど短所もある。
何よりも値段が「MINIタープ レクタ」の1.5倍になるなどコスト的に不利な点もある。

雨天時にテントの中で過ごす事に飽きている人は是非ともチェックして欲しい。


【参考情報】
・参考価格:3980円(税込)
・素材:生地75D(190T)
  テフロン加工PU3000mm
  シームシール加工
・使用サイズ:約290×175(cm)
・収納サイズ:約24×12(cm)
・重量:約450g
・メーカー名:Hilander(ハイランダー)
・メーカー品番:HCA0054

・【注】この商品にはポール、ロープ、ペグなどの付属品は一切付いておりませんのでお手持ちの物か、改めてご購入下さいますようお願いいたします。関連商品にポール、ロープ、ペグ、自在金具のオススメ品を掲載しております。(※商品完売の際はご了承ください。)
・かつてナチュラムオリジナルとして販売していた「ちょこっとタープ」をハイランダーブランドでリバイバル!
・ツーリング、ソロ、バックパックでのキャンプのお供から、ファミリーテントのキャノピー延長や風除けとしてお使い頂けます。

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