バイクを使用したキャンプではヘッドランプ一つというストイックな環境は必要なく、誰でも何かしら周囲を照らす道具を積んでいるが、食事時だけ照らしてくれれば良いという人もいれば、暗くなってから寝るまでずっと照らしていたい人など使用方法は様々だ。
ランタンのスペックを見ると「80W相当」と表記されていることが多いが、これは光源を計測した場合の最大値として捉えたほうがいい。
特に野外では家庭用の電球のワット数と全く同じ効果は得られないので過度な期待はしないほうがいい。
私も最初はガスランタンを用意していたが、最近では電池ランタンまたはキャンドルランタンのみになって積載スペースを節約するようになってきたが、ソロキャンプが多いという状況も手伝っているのかもしれない。
仲間と集まるときなどは焚火もしくはランタンの灯りが欲しくなるのは確かなので、程々の明るさで十分なことから小型サイズのガスランタンを今も使っている。
ここでは「ランタン」とランタンの替わりとして使えそうな「ライト」を幾つかチョイスしてみた。
■ガスランタン (キャンピングガスを使用した製品)■
・使用マントル:IP-8052N(マントルA)
・光量:100W相当
・重量:約202g(本体)
・ガス消費量:30g/h
・収納サイズ:6.8x6.8x11.2cm
・プラスチックハードケース付き
・ガスカートリッジ(燃料)は別売。
・メーカー品番:IP-2245A-S
EPIのSBランタン同様にキャンプ場でかなり見かける製品ではないだろうか?
大きさ・明るさともにソロから数人のパーティーまで対応する明るさを持ちながらパッキングに困らない大きさということでバランスの良い製品でもある。
もし確実な明るさを必要としているのであればEPI SBランタンかプリムス IP2245ランタンにしておくのが良いだろう。
このクラスの製品であればマントルの替えも入手が容易であり、万が一にもマントルを切らしてしまったとしても同じ製品を使っているが多い場合にはキャンプ場で人と交渉することも容易だ。
・サイズ:約直径64×110(h)mm
・重量:約196g
・出力:100W
・ガス消費量:35g/h
・連続燃焼時間:7時間(230gカートリッジ使用)/3時間(110gカートリッジ使用)
・プラスチック収納ケース付
・ガスカートリッジ(燃料)は別売。
・メーカー品番:L-2008
・小さいだけでなく、ホヤの取りはずし、マントルの交換なども簡単で確実
・マイクロアジャスト機構で光量を調節すると、もっと長く使えます
この製品もプリムスのランタン同様にキャンプ場で多く見かけるスタンダードな製品と言える。
大きさ・明るさともに必要にして十分な性能を持っており、マントルも容易に入手が可能なモデルなので困ることはほぼ無いだろう。
プリムスのランタン同様に確実さを求めるのであれば選択肢から外せない製品だ。
・サイズ:57×95mm
・収納サイズ:55×93.5mm
・重量:135g
・材質:ステンレス、アルミ、ブラス
・出力:80W相当
・ガス消費量:35g/h
・ガスカートリッジ(燃料)は別売。
・メーカー品番:GL-100A
・世界最小、最軽量の実力。
確かに小さくスノーピークのブランドと相まって注目される製品だ。
しかし、この製品を使っている人から多く聞かれるのが「専用ガスを使わないと暗い」という言葉がある。
これはスノーピークのガスカートッリジであるGIGA-POWERガス以外を使った場合を指し、メーカーではスノーピーク専用品以外は使わないでくれと注意しているので保障対象外の使い方でもある。
(そのGIGA-POWER専用ガスは-10度でも使用可能ながらも冬季専用ガスと違い夏場でも自然に気化する幅広い対応力を謳っている高性能ガスだが、それを使用しないと十分に明るくないという内容らしい。)
その点だけを考慮すれば他の製品から明るさそのものは一段落とすものの暗闇を照らす性能としては十分に明るく、ソロキャンプ用のランタンとしては十分すぎる明るさを持っていると思われる。
パッキングスペースを少しでも効率よく使いたい人にはうってつけの製品ではないだろうか?
■ガスランタン (カセットガスを使用した製品)■
ガスランタンでも家庭用カセットガスコンロのカートリッジが使用可能なものがある。
最近では製品の数も増えて自分のスタイルに合わせて製品を選べる余裕も出てきた。
・サイズ:10x12x15cm
・収納サイズ:8x8x15cm
・本体重量:280g
・明るさ:70W相当
・ガス消費量:40g/h
・連続使用時間:約3時間
・ガスカートリッジ(燃料)は別売。
・メーカー品番:CB-JRL
ホームセンターのアウトドアコーナーでも見かけることが多いジュニアランタン、最初にガスランタンを買うのであれば燃料がカッセトコンロのボンベで十分なのでお薦めとも言える。
肝心の明るさも外気温が10度以下にならなければ明るいと思えるレベルで燃焼し続けるので不満を感じないのではないだろうか?
他の小型ガスランタンと比較すると一回り大きいサイズになってしまうが、コンビニでも入手可能なカセットガスが使用可能というメリットに価値を見出せるのであればお薦めの品だ。
・最大照度:100W相当(プレミアムガス)・80W相当(レギュラーガス)
・燃焼時間:約5時間30分(プレミアムガス)・約7時間30分(レギュラーガス)
・点火方式:圧電点火
・サイズ:使用時/250×80×165(h)mm、収納時/185×80×85mm
・重量:440g
・本体材質:ポリカーボネート
・ガスカートリッジ(燃料)は別売。
・メーカー品番:620137
ユニフレームからはガスカートリッジのホルダと一体になったガスランタンが出ている。
安定感のあるボディで不安定なキャンプ場という場所でも安心して周囲を照らすことが出来る。
ジュニアランタンはガラスホヤのみの製品設定だが、コンパクトランタンはガラスホヤとメッシュホヤのどちらかを選ぶことが出来るので、振動が多い道を走ることが多いオフロード車を使用する人には嬉しい選択肢となる。
また、ユニフレームからはガスカートリッジもレギューラとプレミアムの2種類が用意されているので、使うシーンに合わせてチョイス可能なのも嬉しい。
・サイズ:(収納時)径136x225mm(使用時)径136x375mm
・重量:約1.25kg
・照度:140W
・使用時間:約4.5時間
・点火方式:圧電点火方式
・材質:本体ケース:樹脂・ホヤ:耐熱ガラス・ヘッドカバー:スチール(耐熱処理)
・メーカー品番:ST-L212
最近の流行りなのか、スタンディングタイプのフォールディングランタンが増えてきた。
テーブルスペースを多くとらずに高い位置からの照射が可能なので、たかが十数センチとはいえ光源が上になるだけで照射範囲が大きく変わる。
その反面、置き場所を選ぶなど不安定さは否めないことから使用者側で配慮してあげる必要はある。
ジュニアランタン・コンパクトランタンと比較してカタログスペック上は高性能に見えるが実際には少し明るい程度なので過度の期待はしないほうがいいだろう。
・サイズ:60×142mm
・重量:250g
・ガス容量:約16g
・照度:100ルクス(マントル発光時・STG-71使用時) 10ルクス(キャンドル発光時)
・使用燃料:推奨ボンベ G-FUEL(STG-70・71)経済的なカセットガス・ライター用ガス
・使用時間:約1.7時間(マントル発光時・STG-71使用時)約2.3時間(キャンドル発光時)
・点火方式:圧電点火方式
・専用ケース・マントル1枚付
・PAT.P
・屋外専用 充てん式 ※照度は気温25℃点火3分後の光源より50cm離れた地点での測定値
・別売:専用マントル(3枚入り)STG-281
・メーカー品番:STG-22B
「SOTO」「G's」の2つのブランドを展開する新富士バーナーだけの製品である詰め替えタイプのガスランタン。
マントル発光とマントルを取り除いたキャンドル発光の2種類が使え、カセットガスからライターガスまで幅広い燃料に対応している製品だ。
ここまで書くと便利な製品に思えるが、充填できるガスが16gと少なくランタイムは1.7時間~2.3時間と短い。
しかも使用しているうちにボンベ部分が冷えてきてしまうので明るさは落ちやすく、実用的な明るさで燃焼し続けると1時間半程度のランタイムしか発揮できないので「夕食時だけ照らしてくれればいい」など割り切った使い方をしないと不満しか感じない製品になってしまう。
また、ガス式の中でも充填容量が少ない製品なので外気温が下がると影響を受けやすいのも気になる。
この製品を使うのであればカセットガスボンベを使うのいいが、ガスライター用の小型ボンベと同じサイズのG'sガスが出ているので、それを使うと非常にコンパクトに収まるので選択肢の端に入れておいても損は無い製品だ。
・サイズ:使用時/77x65x110mm、収納時/33x58x110mm
・重量:205g
・照度120ルクス(STG-70使用時)
・使用時間:約3.5時間(STG-70x1本)
・点火方式:圧電点火方式
・付属品:収納ケース
・ガスカートリッジ(燃料)は別売。
・メーカー品番:STG-00
世界初となるプラチナ発光体をマントル替わりにする新富士バーナーの製品。
燃料にはカセットガスが使用できるので入手に困らず、プラチナ発光体はマントルのように脆くは無いので長期のキャンプでも安心感を持って使うことが出来る。
ただし、明るさそのものは「暗い」という表現がぴったりなほど弱い光を発し、手元をぼんやりと照らしてくれる程度だと思ったほうがいい。(闇夜に目が慣れてくると周囲のものを認識するのに十分な明るさとなる)
また、プラチナ発光体は消耗品でもあるので一定期間後には交換が必要だがメーカーに送るしかないのも面倒だろう。
一味違った製品が欲しいときには気になる品だが、最初のランタンとしてはお薦めしない。
■キャンドルランタン■
絶対的な明るさはガスランタンに劣るものの、炎が出す「ゆらぎ」など味のある光で根強い人気を持つのがキャンドルランタンだ。
光の波長も関係してか、絶対的な明るさだけでは判断できない効果で意外と実用的に感じてしまう。
燃料となるロウソクも見た目の長さで残りがわかることからガス式よりも便利だという人も多い。
そのロウソクは一般的な棒状のロウソクと円柱をカットしたタブ式と呼ばれるロウソクの二種類がある。
タブ式は一見して便利そうに見えるが、燃焼を続けると自熱でタブの中のロウが全て液化してしまうので持ち運ぶとタブからこぼれてしまう欠点がある。(基本的に動かさないほうがいい)
普通の棒状のロウソクはそこまで溶けることがないので可能であればユーコのキャドルランタンをチョイスするのがいいだろう。
そこまでキャンドルランタンにこだわる必要が無く、雰囲気だけを楽しみたいのであればロゴスなどから出ている1000円しない価格帯のキャンドルランタンで十分だが、ロゴスから出ているのはホヤの部分に金属の柱がかかる比率が高く意外と周囲を照らさないのでハイマウントから出ているフォレストヒルキャンドルランタンを選んだほうがいい。
キャンドルタブはどちらもほぼ同じ規格なので使い回しが可能だが、フォレストヒルキャンドルランタンはガラス部分が大きいので移動時に振動が多い場所を走るのであればパッキングには注意が必要だ。
・サイズ:(本体)約56×94mm
・燃焼時間:約4~5時間
・材質:(本体)アルミニウム
・メーカー品番:74301900
ホームセンターでも見かけることが多いロゴスから出ているキャンドルランタンだ。
キャンドルはタブ式になっており、同じ大きさのタブで防虫タブが社外から出ているのでコンバートも可能。
柱の部分が意外と邪魔に感じるので可能であればフォレストヒルキャンドルランタンをお薦めする。
近くのホームセンターなどでもナチュラムと同じ価格で売っていることが多いので、現物を見て買うのも良いだろう。
・サイズ:58×100mm
・重量:112g
・カラー:ゴールド
・メーカー品番:23228
使用するキャンドルタブはロゴスなどのメーカーが出しているタブ式キャンドルランタンと変わらないのだが、ホヤ部分に余計な支柱がかぶらないので周囲を均等に照らすことが出来る。
もし、キャンドルランタンが気になっているのであれば買っておいて損は無い品だろう。
タブ式独特の燃焼中の移動さえ気にしないのであれば、この品で十分なはずだ。
・サイズ:16.5×直径5cm(使用時・本体のみ)
・10×直径5cm(収納時)
・重さ:180g
・燃焼時間:約9時間
・キャンドル1本付属
・メーカー品番:24617
キャンドル1本で連続9時間の燃焼が可能なキャンドルランタンのスタンドードモデルとも言える製品。
光源を高い位置に設定できるので雑草が生い茂るキャンプ場でも周囲を十分に照らすことが出来る。
ガスランタンと違って静かに炎を揺らすキャンドルランタンは静かなキャンプ場でくつろぐ時には最高のアイテムとなってくれる。
個人的にはガスランタンを買うより、こちらを買うのをお薦めしたいくらい。
(ロウソクの入手に地域差があるので表立ってお薦めできない)
■電池ランタン■
昔は電池ランタンというと丸い電球がオレンジ色の灯りでぼんやり照らすだけだったのだが、最近は白色LEDの採用が著しく目立ち、明るさも年を経る毎に増えている。
しかし、光の波長が原因なのか情緒に欠け、実用的ではあるものの人によっては酷評されることも多い。
利点としてはテントの中で使用しても安心という点が挙げられるのと、電池というコンビニでも入手可能な燃料?なので手軽だということだろう。
キャンプをはじめて間もない人などは無理にガスランタンを容易せずに、この電池ランタンからはじめてもいいのではないだろうか?
私の場合はミニ蛍光灯→ガスランタン→キャンドルランタン→LED電池ランタンと変移しているものの、キャンドルランタンとLEDランタンを同時に持っていくことも多く、外はキャンドル、テントの中はLEDと使い分けることも多い。
最初に
【 買ってはいけない品 】を紹介しておく。
LEDランタンとしては初期の頃に出た製品なので注目されたが、
・スイッチが飛び出しているので移動中に荷物の中で押されてしまう
・スイッチの耐久性が低いのか外れてしまう
・真下を照らすのは無理、光の波長も関係して回り込み無し
とマイナス面が多く、特にスイッチが勝手にONとなってしまう点や外れてしまう点は許容しがたい。
最後の真下を照らすのは不向きというのはLEDを使っていれば必ず出会う場面なので製品固有の欠点ではない。
値段につられて購入しないように気を付けたほうがいいだろう。
・使用バルブ:LED×2個
・使用電源:単三形乾電池×3本
・連続点灯時間:約100時間
・本体サイズ:約4.4×5.7×高さ16cm
・重量:約120g
・材質:ABS、他
・仕様:防滴
・機能:スライド式リフレクター
・メーカー品番:170-9201
最近の新製品のようだが、小さいサイズでパッキングし易いLEDランタンだ。
スペックを見る限りは単三電池を3本使用して100時間のランタイムということで明るさを期待してはいけないだろう。
むしろ手元をぼんやり照らす程度の常夜灯として使うのが妥当と思える。
暗闇の中でコップと酒瓶、それに灰皿あたりであれば5φLEDが1個の光でも十分なので割り切って使えば十分な製品ではないだろうか?
・日亜化学製0.5wLEDリゲル使用(従来LEDの約10倍の明るさ)
・電池:単4×4本(テスト用電池付属)
・主材料:ABS樹脂
・サイズ:高さ126×径37mm
・重量:73g(電池別)
・省電力・連続点灯時間約14時間
・円すい型反射鏡採用
・防滴仕様
・コンパクト設計でシーンを選ばない
・メーカー品番:EX-044R
いまのところ小型サイズで明るいLEDランタンはこの製品になる。
3W-LEDを使用した製品もお目見えしているが、電源に単一電池を使うなど重さ・サイズも明るさに比例して増えてしまっているので、このあたりの製品が妥当だろう。
0.5WリゲルLEDを採用し、単四電池を4本使って14時間のランタイムであれば十分ではないだろうか?
口コミではこのタイプのランタンは下から上に向けて光が発射され、天井部の三角ミラーで下と横に光を出すことから人間の視点から光源が丸見えで眩しいという欠点も指摘されている。
対処方法としてティッシュペーパーなど光りを拡散して通すなにかをホヤ部分に巻きつけることで対処かのうだというので、本当なら磨りガラスのホヤが望ましいのかもしれない。
0.5W LEDが採用されているからと言ってもLEDの光の波長は短いので、キャンドルランタンのように周囲を照らすのに向いていない点は考慮してから購入したほうがいいだろう。
テーブルの上を照らすには十分だが、数メートル離れたものを照らすには不十分だと思ったほうがいい。
□一味違ったチョイス□
以下はランタン専用品として発売されている品ではないが、工夫次第で使えるのではないかというものも含んでいる。
専用品と違い全てがキャンプ向けの要素ではないので使う側にも注意が必要だろう。
なんとも仰々しい組み合わせになっているが、ミニマグライトをベースにルミグローブというプラスチック樹脂をホヤにした製品を組み合わせ、更に電球をLEDにしたものだ。
私も2ちゃんねるの常連の人がスレッドで話しているのを見て一つだけ買ってみたが、暗闇で使ってみるとミニマグの電球でも以外に明るく感じてしまうので驚いた。
しかし、ミニマグの電球は4時間程度しか電池がもたないのと電球自体が焼けてしまうので、連泊するときなどは少々使いにくい。
そこで電球をLEDにしてしまえば電池の持ちと電球の焼けの両方が解決できるのではないかと思ってLEDライトワークスのタイプ4というコンバージョンユニットを装着してみた。
LEDランタン独特の波長が短い光となってしまうが手元を照らすには十分なので、使うシーンによっては心強い品となる。
電池の持ちもLED化によって10時間以上(15時間くらい使えるようだ)のスペックとなるので単三電池2本で二晩使える計算だ。
LEDユニット タイプ4はモデルチェンジしてタイプ5になっているようだが、ナチュラムでは見つからない。
Yahoo!ストアやアウトドアショップ店頭などで姿を見ることがあるので気になる人は探してみてはどうだろうか?
ほかにマグライト社が出しているLEDミニマグライトにルミグローブが使えないかネットを調べたところ、どうやら僅かに口径が大きく使えないらしい。
また、ルミグローブとLEDユニット タイプ4/5の組み合わせも両メーカーの使用範囲外となるようなので使う人はその点を理解する必要があるようだ。
・サイズ:35mm×25mm
・重量:10g
・使用電池:9V角型電池
・光:ホワイト
・ボディカラー:ブルー
・9ボルト電池別売
・LED1個の明るさ約10000mdcを6個塔載。
・ライトの角度180度自由に曲がります。
・電池寿命、毎日10分使用で約5ヶ月ご使用になれます。
・本体横にON/OFFスイッチ付き。
・9V角型電池にはめ込むだけのカンタン装着。
どちらかというと秋葉原や大手カメラ店のレジにポツンと置いてありそうな品だが、006P乾電池一つで済むという省スペース的に有難さを感じる人は気になる品ではないだろうか?
ただ、情緒は無いし駆動時間も曖昧なのでランタン替わりというよりはテントの中の明かりとして使うのが最適かもしれない。
ちょっとしたアイデア商品だが活用しだいで便利グッズに化ける可能性は高い。
・サイズ:約W10.0×D3.0×H25.0cm
・重量:222g
・使用電池:単3乾電池×4個(別売)
・電球:ニップル球0.5A/4.8V(GA-22H)
・蛍光灯付(直管4W/FL-4W)
・メーカー品番:DOP-521
最後に紹介するのはホームセンターのライト売り場に必ず置いてある小型蛍光灯だ。
私も最初のキャンプにこのタイプの蛍光灯を持っていったがテントの中では十分明るくランタンが不要と思ってしまう瞬間があったが、実際にテントの外で使うと思ったほど周囲を照らしてくれずガッカリした記憶がある。
更に霧やモヤが出てしまうと蛍光灯の光は全く届かなくなってしまい、キャンドルランタンのほうが明るく感じたほどだ。
LEDの場合と同じ原理なのかわからないが白い光で波長が短いと野外では急に勢いを無くしてしまうが、テントの中や部屋の中など光を反射してくれる壁などがある条件では明るく感じる点も同じだ。
そのかわり、LEDランタンよりも光を柔らかく感じるので高価なLEDランタンはちょっと…と考えている人には最適だろう。
この商品はニップル電球もついているのでペンライトとして使うこともできるのも心強い。
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