[災害]米を研ぐ水の削減
この文章を書いている時点で東京都内の水道水には10ベクレル程度の放射性ヨウ素に1ベクレル程度の放射性セシウムが検出されている。
WHOの基準とか政府の発表などで「直ちに健康を害するものでは…」と言われても、本来なら入っていない成分ということもあり躊躇してしまうのは人間の本能だろう。
水の確保の頃に店頭から消えたのが「米」、いわゆる「ごはん」だ。
日本人には欠かせない食材なのだが、普段は米食から離れ気味だった私も米を見直す結果となった。
自宅には幸いにも20kg近くの在庫があったことから買占めニュースが流れた頃は余裕を持って受け止めていたのだが、水が入手困難となると状況が変わった、「米を研ぐ水」が問題になるからだ。
結論としては「無洗米」に絞るしかないのだが、私の家も今の在庫がなくなると無洗米が手に入るかわからない状態なので、通常の米を入手することになるだろう。
私の家族には小さい子供もいるので本音を言えば「子供の食事だけは汚染されていない水を使いたい」だ。
しかし、全ての水を貴重なミネラルウォーターで済ませるのも無理があるので、以下のような対処で凌いでいる。
水に気を遣う小さなお子様が居るご家庭の参考になれば幸いです。
(心配し過ぎだと思われる方は笑いながら読み飛ばしてください)
1)米を器に移す
2)ペットボトル水を少なめ(器の米の上部からやや下の高さまで)に入れて軽く研ぐ
3)研ぎ汁と一緒に10分ほど放置する【ここ重要】
4)水道水ですすぐ(2回程度l)
5)きっちり水を切る【ここ重要】
6)ペットボトル水を規定量注ぐ
7)炊飯開始
すすぎの箇所で水道水を使っているが、最初に注ぐ水をペットボトル水にして、10分ほど給水させるのを重要視している。
乾燥している米は最初の水を特に多く吸収する。
この初期段階で汚染されていないペットボトル水を吸収してもらい、すすぎでは汚染された水でも吸収される比率が下がることになる。
炊飯するときの水は当然だが汚染されていない水が望ましいので、米の容量×2の水があれば1回の炊飯が可能となる。
上記の手順で私が最も気をつけているのが、3)の放置による給水、5)のすすぎ後の水切りだ。
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