[災害]長期の避難に用意しておきたいもの(1)

Ryu Shobi

2011年04月19日 15:00

ニュースなどで目にする学校の体育館などに避難した場合を想定して「一次持ち出し」の避難道具を想定してきたが、1週間以上(想定では1ヶ月クラス)の滞在時にキャンプ道具の視点から使えそうなものとしてリストアップしてみた。
私自身は避難した経験は無いが、仕事場に1ヶ月住み込んだ(フロ・洗濯は近くの銭湯)経験があるので全くの想像よりは多少マシと思っている。
条件としては「屋根・壁付き」「トイレは外部に設置済み」「水・食料は少量だが供給あり」という災害発生後から1週間ほど経過した条件で考えて見た。
長期避難向けの道具としては、基本的に一次避難用の持ち出しカバンの道具を補完する性質で考えている。
それを前提として以下が補完すべき要素とした。

1)寝床
2)保温(または冷却)
3)睡眠補助道具
4)ボディケア
5)電力の補充
6)ストレスの発散
7)情報の記録

他にも要素はあるだろうが、最低限の要素として考えてもらいたい。
大雑把過ぎる要素もあるので、概略は以下の通りとなる。



1)寝床
「寝る」という行為は「食」と同様に生命活動を行う上で最も大事な要素だと思っている。
その寝床が真っ先に変わってしまうのが避難先での最も大きな変化だろう。
ふかふかの布団を持ち込むわけにはいかないと思うので、最低限の装備を考えたい。

2)保温(または冷却)
適切な温度コントロールは就寝にも影響する。
冬なら保温、夏なら冷却を考えて見たい。

3)睡眠補助道具
いつもの自宅ではない環境で快適に寝る為には寝床だけでは不完全なことがある。
少しでも快適に寝ることができるような睡眠補助道具を考えて見たい。

4)ボディケア
生物である限り老廃物が常に生成される。
それらは不快感を伴って常につきまとうが、これらを軽減させる手段を考えて見たい。

5)電力の補充
一次避難で持ち出せたライトやラジオもいつかは電池の電力が無くなる。
この電力を補充する方法について考えて見たい。

6)ストレスの発散
上記の5)までで最低限の生活は維持できていると思う。
しかし、慣れない避難所生活で溜まったストレスを発散させる必要がある。
乏しいアイデアしかないが、ストレスの発散を考えて見たい。

7)情報の記録
有る程度のストレス発散までたどり着くと次のステップへ向けて動く余裕が出てくると推測している。
その時に何が出来るか考えて見たい。



これらの要素を一つづつ(無駄に長文かもしれないが)書いていこうと思うが、これらの要素は私が自宅に準備してある避難道具にも反映されている。(実際には予算の都合や大袈裟すぎるなどの判断で落とした装備もあるが)
「こんな考えもあるんだな」的に読んで頂ければ十分と考えている。

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