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Ryu Shobi

2011年03月28日

[災害]避難用カバンについて

2011年3月11日に発生した東北関東地震の影響は私が住んでいる東京にも大きく影響した。
電車は止まり、金曜日の午後から帰宅難民が道路に溢れ、歩けない距離の人は会社に泊まりこむなどした。
勿論、三陸海岸を中心とした太平洋沿岸地域や現在も復旧に努めておられる原子力発電所の方々の苦労や悲しみと比べれば微々たるものだ。
今回の震災で亡くなられた方と、そのご家族・ご親族の方には謹んでお悔やみを申し上げます。

普段はレジャーとしての「キャンプ」をテーマにした当blogですが、しばらくはキャンプ道具を防災道具に置き換えて更新していきたいと思います。
幸いにも私は被災地とならない場所に住んでいるが、家族の分も含めて以下の内容で避難用カバンを構成している。
場所が東京都内の内陸なので津波という想定はしておらず、純粋に「地震」だけを範囲としている。

1)一次避難用
2)二次避難用
3)貴重品の類


【一次避難用】
大人一人が両手を自由にできるよう、背中に背負うザックに入れている。
ともかく急いで外に出るしかないが、夜間の移動も考慮しての「ライト」、状況を知るための「ラジオ」、飢えと乾きを軽減させる最低限の「水」「食料」、寒さを軽減するための「カイロ」「サバイバルシート」が基本。
そのまま数日滞在する場合に水と食料は配布されるものを頼りにするしかないが、灯りとラジオは1週間以上は駆動可能としてる。
水は500mLのスーパー保存水を4本、α米を2人分、それに行動食としてカロリーメイトの4本パックが4箱程度にドロップ1缶だ。
カロリーメイトは保存期間が短いので避難用ザックの上部取っ手にビニール袋を縛り付けて入れてあるので、適時消費しながら補充する形だ。
また、防寒としては使い捨てカイロを10枚入れてある。
他にも細かい装備が入っているが、概要としてはこんなところだ。

【二次避難用】
二次避難用の装備は使わなくなった旅行用のカートバッグ(40Lほどの容量)に収めている。
自宅近くの避難所(公民館や学校の体育館など)に持ち込むことだけを前提とし、長距離の移動は一切考えていない。
そのかわり、避難所で1週間以上は滞在することを前提に「寝る」ための装備が中心だ。
水と食料は2日分程度に押さえ、3日目以降は配布される食料を前提としてる。

寝るための装備としてキャンプ用の小型インフレータブルマット(ISUKA ウルトラライトマットレス120×3本)、夏用化繊シュラフ×3、ヒートテックの長袖シャツ3枚、アンダーパンツ(モモヒキ)3枚、靴下3枚、軍手、簡易レインコート、予備の電池、α米10食分、缶詰6缶程度、水6L(500mL×12本)サバイバルシート素材のポケットシュラフ3個、ハクキンカイロ3個、ジッポオイル缶(大)などだ。
細かい装備では耳栓にアイマスク、扇子やタオルなどもあるが、お湯を作る為の500mlコッフェルにカセットボンベが使えるキャンプ用ストーブ、カセットボンベ2本も入っている。
一次避難ザックと組み合わせて使う前提だ。

【貴重品の類】
銀行の通帳に印鑑、パスポートなど普段は持ち歩かないが大事な品は小さなポーチなどに入れ、事前に本震の前兆があれば一次避難ザックの奥に置いておくが、普段は玄関の下駄箱の中へ目立たぬように置いてあるが、有る意味泥棒対策にもなる。(ポーチは空いている靴の箱に入れておくとカモフラージュ性が高い)
また、千円札を30枚、500円から10円までの小銭を10枚づつ入れておけば緊急時の買い物でも困らない。
この方法の欠点は給料前に思い出して使ってしまうことだろう。


これ以外に用意する場合は住んでいる家を離れて他のエリアへ脱出する状況だろう。
これまで書いた内容は「自宅がある程度は無事」であり、念のために避難する前提だ。
今回の福島原発の例では一次避難のまま、自宅に戻れない人も発生していると思う過酷な例だと思われる。
また津波などの場合は荷物を全て捨て、振り返らずに高台まで走りきるのが原則と思われるので避難用カバンが意味を成さないケースもある。
そのような場合は一次避難カバンとして上記の「貴重品」のポーチを中心に、小さなカード型ラジオに小さなLEDペンライトを組み合わせるだけでも違いがあるはずだ。
また、昨今では携帯電話も普及しているので、電池式充電器なども効果が高いだろう。

関東から西のエリアの人は平穏な日々が続いていることと思う。
自分が住んでいるエリアの特色と照らし合わせ、「最低限」という範囲で避難向けの装備を再確認しておくのが良いだろう。



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