2010年12月14日
アウトドア用ヒーター
酷暑と言われた今年の夏だが、いよいよ冬らしくなってきた。
この時期になるとキャンプそのものも遠ざかる人がいると思うが、バイクの整備や家族とのイベントなどで野外に出ることもあるだろう。
キャンプ場でなくとも外となると寒さがこたえるのは確か、そんな時にちょっとした暖が取れる機材があると心強い。
内容的には防災機材っぽくもなってしまうが、野外で使えるヒーターを集めて見た。
この時期になるとキャンプそのものも遠ざかる人がいると思うが、バイクの整備や家族とのイベントなどで野外に出ることもあるだろう。
キャンプ場でなくとも外となると寒さがこたえるのは確か、そんな時にちょっとした暖が取れる機材があると心強い。
内容的には防災機材っぽくもなってしまうが、野外で使えるヒーターを集めて見た。
このジュニアヒーターは燃料にカセットガスボンベを使用するタイプだ。
実売価格・ランニングコスト・燃料の入手性の高さなどを考えると最もバランスが良いといえる。
出力も1200Kcalあり、220g程度の普通のカセットガス1本で約3時間の使用時間は平均的な内容だ。
バイクの整備・火が扱える場所での野外活動などで冷えた体を温めてくれるだろう。
但し、カセットガスの宿命とも言える低温時のドロップダウンは明確に現れる製品なので、外気温が0度より下になる場所では満足な性能が得られないと思うので、レギュレータ付きのヒーターにするなど別のヒーターを用意したほうがいい。
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・定価:7,350円
・参考価格:4,980円
・サイズ:幅185×奥行176×高さ241(mm)
・収納サイズ:幅176×奥行176×高さ160(mm)
・重量:834g、ガス消費量:97g/h
・連続燃焼時間:イワタニカセットガスJr.使用時=約1時間20分、イワタニカセットガス使用時=約3時間
・暖房出力:1200Kcal
・カセットガスジュニア一本つき
・※仕様として、発熱部メッシュに二箇所穴が開いております。予めご了承下さい。
・メーカー型番:CB-JRH-2
コンパクトなボディーで1200Kcalの高出力!パワーブースター標準装備で高出力を持続します。
私も使っているが、10年経った今でもガレージで冷えた手や体を温めるのに活躍している。
実売価格・使用時間などは平均的というより良い部類だが、カセットボンベと違って入手性が問われてしまうキャンピングガス缶の調達さえ気にしなければお薦めのヒーターだ。
出力は控えめな660Kcalなので絶対的な暖かさに欠けるかもしれないが、パラボナアンテナのような反射板のおかげで調節ツマミを極限まで絞っても遠赤外線の暖かさを感じることが出来る。
但し、純正ガスを使用する限りでは氷点下の環境で660Kcalの出力は出せないのが現実だ。
メーカー推奨外(つまりトラブル発生時の保証は一切ない自己責任の範疇)のガスを試験的に使ってみた範囲では、スノーピーク ギガパワーでマイナス5度の野外で十分な性能を得られているが、常用するのは前出のメーカー保証の関係で当ブログではお薦めしない。
カセットガスと違って470g缶が装着可能なので、連続8.5時間の使用時間が最大のメリットだろう。
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・定価:5,250円
・参考価格:4,410円
・本体サイズ:(約)直径16×17.5(h)cm
・燃焼時間:約8.5時間(レギュラーガス470g缶使用時)
・重量:約400g
・ガス消費量(出力):約27.6g/h(660kcal/h)
・ガスカートリッジ(燃料)は別売。
・メーカー型番:170-8054
・コンパクト、軽量、持ち運びに便利
・パワフルヒーティング
・アウトドア活動、イベント等に最適
・ガスカートリッジ(燃料)は別売。ガスカートリッジは必ず同メーカー専用カートリッジのご使用をお願いいたします。
・2006年度参考価格変更
上のコールマン製ヒーターの倍以上の1500Kcalを実現しているので暖かさは比べるべくもない。
燃料は一般的なキャンピングガス缶を使うが、プリムスは寒冷地向けのガスも出しているのとヒーターそのものにプレヒートパイプを装備しているので低温時の性能低下を心配することなく使うことが出来る。
但し、最大のネックは1万円を超える実売価格と、高出力故に燃費も悪くなり、出力を絞れば時間は延びるが500タイプのガスで250分(約4時間)という足の短さだろう。
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・定価:12,075円
・参考価格:10,800円
・収納サイズ:17.5x17.5x15cm
・重量:647g
・ガス消費量:110g/h
・燃焼時間:250タイプガスで約120分、500タイプガスで約250分燃焼
・最高出力:1.8KW(1500Kcal/h)
・圧力点火装置付
・ナイロンスタッフバッグ付属【注】ガスカートリッジは別売です。
・メーカー型番:P-951
・ついにあのプリムスからアウトドアヒーターが登場!!安定感が有りしかも分離型でハイパワーでコンパクなのがうれしい。その名も『スパイダーヒーター』
・ホース接続型の分離型ガスヒーターで、燃焼部は重心が低く、使用時は安定感が有ります。
・反射板は約50度の角度調節が可能です。プレヒートパイプを装備していますので、寒冷地で安定した火力を提供します。
・1.8KW(1500Kcal/h)のハイパワーですが、フォールディング式の脚部とハンドルの為、コンパクトに収納できます。
ボンベの角度から推測するに気化させたガスを取り出すのではなく、ボンベから液体のまま取り出してヒーター側で気化→燃焼させる「液出し」タイプと思われる。
液出しのメリットはガス缶内部で気化させる必要が無いのでドロップダウンしにくく、低温に強いことだ。
メーカー側の謳い文句も「-30度対応」とあるが、気になるのは「専用カートリッジの使用のみ」の文言。
保証範囲を大きく外れてしまうが、一般的に流通しているカセットガスボンベでどの程度の性能になるのか気になるところだ。
尚、出力は最大で800Kcalとやや控えめ、燃費も250g缶で最大4時間と平均的な数字だ。
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・参考価格:6,300円
・暖房出力:750~800Kcal
・サイズ:150x290x225mm
・収納サイズ:150x150x135mm
・重量:500g(容器を除く)
・使用ガス:LPG250g1本
・ガス消費量:64~68g/hh
・連続燃焼時間:約3.5~4時間
・ガスカートリッジ別売
・注意:専用カートリッジの使用のみとなります。
・メーカー型番:630051
・従来品よりもさらに改良が加わりました!
・従来の商品は樹脂の爪でしたが、今回からは金属&樹脂での締付によって固定される為、破損が少ないのが特徴です
・冬の野外行動のすべてを暖かく過ごせる強力ヒーター。-30度の寒さだってへっちゃらの新システム!
これはスポーツスターIIやフェザーストーブなどコールマンが販売しているストーブの五徳へ装着し、アタッチメントを真っ赤にさせて遠赤外線を出すという製品だ。
上記のガスを燃焼させる方式と比べて遠赤外線の出方はおとなしい部類になるが、調理に使用するストーブに乗せるだけという手軽さに加え、ジェネレータが詰まりやすいのでメンテナンス覚悟になるが燃料を赤ガスにして使用することも可能という万能さが魅力だ。(赤ガスであればバイクのタンクから供給可能などメリットが大きい)
これをOptimus novaやMSR ウイスパーライトインターナショナルなど他社製ストーブで組み合わせているのを見たことがあるが、普通に使えていた。
但し、ジュニアバーナーなどのカセットガス系ストーブでは遠赤熱がボンベそのものを不必要に暖めてしまい、最悪のケースでボンベが爆発することになるので安易な気持ちでメーカー推奨外の使用をしないほうがいい。(Optimus 8R/123Rなども同じ理由で使えない。)
氷点下でも確実に着火する液燃ストーブ+バイクのタンクから追加供給可能な赤ガス+遠赤ヒーターアタッチメントは氷点下前提のキャンプで意外と良い組み合わせかもしれない。
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・定価:2,205円
・参考価格:1,920円
・素材:ステンレス(NCA-1)
・本体サイズ:約直径8.6x6cm
・対応機種:508/533/440/パワーマックスX-1/X-2ストーブ/ フェザーストーブ
・メーカー型番:170-7065
・寒時期のキャンプはもちろん、釣りやツーリング等にも携行可能なスポーツスター用のコンパクト遠赤外線ヒーターアタッチメント
・ヒーター使用中でも上で調理できます。
一つ目はグリーンウッドのポータブルヒーター。
プリムスが出しているCBストーブに外見がそっくりだが、性能もそっくりだ。
カセットガスボンベ1本で1400Kcalを出力し、2時間の使用時間となっている。
この使用時間の短さは気になるところだが性能は十分、ガレージの暖として、防災道具としてカセットガスという入手性が高い燃料で確実に暖かさを提供してくれる。
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・参考価格:8,170円
・サイズ:H390×W195×D190
・重量:2.8kg
・点火方式:圧電点火方式
・使用燃料:カセットガスボンベ
・最大発熱量:1.6kw(1400kcal/h)
・ガス消費量:120g/h
・圧力感知安全装置付
・材質:本体/スチール、バーナー/セラミック+メッシュ網、脚/スチール+クロームメッキ
・メーカー型番:GCP-160
・カセットガスでパワフル暖房!アウトドアで大活躍!
・秋冬~春先のスポーツ観戦、釣り、キャンプにオススメ!
値段も安いがボディサイズも小さく、専用収納ケースもついてコンパクトのしまっておける。
出力が800Kcalしかないが、その分使用時間が伸びており最大約3時間だ。(220g缶の場合)
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・参考価格:5,980円
・高さ17.5cm:幅20.5cm:奥行き底辺18.0cm:奥行き上底8.0cm
・重量:1450g
・燃料/カセットガス<液化ブタンガス>通常市販のカセットガスが使えます。
・機燃消費/68g/hr約3時間30分220gのガスを使用。
・熱量/800kcal(3000BTU)
・安全性/圧力検出シャットダウンオフ弁
・使用場所/野外使用専用
・装備/プラスチックのキャリーケース付き
・生産国/韓国
・メーカー型番:PGH-1000
・極コンパクト携帯ヒーターガスピア
・コンパクトで軽量設計の本体で800Kcalの頼もしい火力を発揮!
・市販のカセットボンベが使用可能な野外専用ミニストーブ。
・保管、携帯に便利は作りは、アウトドア・ライフの強い味方です。
・ガスピアの性能は、オーストラリアの大自然で高い実績を誇り、多くの人々に愛用されています。
・冬のアウトドアライフの強い味方!ワカサギ釣り、ヘラブナ釣り、防波堤釣りにも最適です。
以上が野外で使用可能なヒーターとなる。
キャンプに持っていく場面は滅多に無いと思われるが、250g程度のガス缶コンパクトにまとめて持っていくと早朝の冷え込みの中で凍えながら焚き火を起こすこともなく暖をとることができるので重宝するはずだ。
バイクに積載できるかどうは他の装備次第だろう。
私はコールマン製ヒーターを250T缶と組み合わせて持っていったことが過去に数回あるが、かなりの頻度で活躍してくれている。
Posted by Ryu Shobi at 15:57│Comments(0)
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